安保法案破棄

そんなに戦争がやりたかったらアベ君、1人でやんなさい。

キミに戦争ができるだろうか。

自衛隊だってついてこないよ。

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空の色が少しずつ

春めいてきた。

朝はまだマイナス10度近くまで冷え込むが、よく見れば柳の芽も膨らみ始めている。毎年、ここから春までは遠いとわかっているけど、いったん兆しが出ると季節は裏切らない、あと少しの辛抱だな。

年越しになった仕事がさらに延びて2月のアタマにやっと終わった。その間にも細切れの仕事が入ってきてそれはそれでありがたいのだが外をのんびり歩く気がしなかった。去年、ラブ犬が死んでから散歩も気が向いたときにウロウロするだけで、距離は短くてもやはり毎日朝夕、犬と歩けたころがいろいろなことに気がついた。

ただ、閉じこもって暮らしているようでも2階の仕事場の窓は3面にあるので鳥が見える。朝、熱いコーヒーを外で飲む習慣も変わっていなくて、このときにも鳥が見える。玄関を開けるといつも目の前にいるのがジョウビタキ、裏庭に上って行くとエナガの群れ、エナガは20羽くらいがあっちの木、こっちの木と飛び回っては枝の上で何やら突いている。ヒガラやコガラも混じる。仕事中にふと目をやるとヤマガラがいつも同じ枝に飛んでくる、ヤマガラはきれいな鳥だけど数はあまりいないし群れない、前庭のムラサキシキブにはヒヨドリが来て雪の上にはツグミが降りてくる。ツグミはいつだったか玄関に飛び込んできて素通しのガラスにぶつかった。先だって大酒飲んだ友人が子どものころに食べたツグミの味噌漬けとウルカの味が忘れられないと言ってたのを思い出し、さあ捕まえてやろうかと思ったけどツグミは禁猟の鳥だった。

キッチンの窓から見える木の枝に餌台を置いてキビの実を乗せてみたけど、すぐ近くまで鳥が来て遊んでいるのに餌台には来ない。警戒しているのか好みじゃないのかわからない。

キツツキの仲間の青ゲラは毎朝、土間の板壁を突きに来る。家の中に居てもコンコンと大きな音が響くからそのたびにかみさんやわたしが「コラ」と叫んで勝手口のドアを開けるのだけどキョキョ、キョキョッと鳴きながら逃げていく。あれは挨拶のつもりじゃないのか。まあ、賑やかな家になるのも悪くない。

空の色がどこか柔らかくなった今朝。

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寒かった!

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今日は神社のどんと焼き。午前中に去年のお札とか持っていったら社守のKさんはまだ準備が終わってないから焚き物の山に放り込んでくる。

昨日は朝、マイナス17℃まで冷え込んだけどその前の日も寒くて日中もずっとマイナス10℃近くて油断、夜、風呂に入ろうと思ったらお湯が出ない。給湯管が凍ったみたいで風呂場に灯油ストーブ持ち込んで2時間も焚いてやっとお湯が出た、その間ずっと薪ストーブのそばでかみさんとホットウイスキーをちびちび飲んでいた。あ、飲み続けたのは私だ。

雪はたいしたことなくて30センチもない、でもとにかく寒い、薪がどんどん減っていくけどこればかりはケチるわけにはいかない。

雪掻きするほどの雪でもなくて寒いだけの日というのは楽と言えば楽なのだ、閉じこもって仕事しているだけでいい、ただ身体がなまる、動きたくてウロウロしながら家の周りで何かないかと探しているけどそうだ、スキーがあった。もう10年以上も使っていない板と靴があるのだ。寒さ収まったら、ちょっと遊びたい。

写真は神社の仁王門を拝殿方向から撮った、お正月には雪のなかった神社がやっと凛としてきた。

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ゆべし

今日はこの冬初めて除雪車が入った。朝の気温はマイナス6度で日中もほとんど変わらないから寒いには寒いのだけど雪が積もると何となく安心する。あんまり積もって欲しくないけど雪はやっぱりあったほうがいい、去年も雪のないお正月、今年はもっとなくて寒の入りした5日にも道路や草地は地面がそのまま見えていたのだ。

6日は神社の新年会、護摩焚きということになっているが仕事が遅れているからどうしようか迷ってでも御神酒も用意しているんだから顔だけ出そうと思って家を出るときにかみさんが柚子の蓋をあけて実を繰り出して何やらやっている。社務所でお酒を頂いて戻ったら軒下にてるてる坊主みたいなのが吊るしてあって「ゆべし」だという。

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柚子の皮の中に胡桃味噌が入っているとか、味噌も胡桃も自家製だけどゆずは頂き物、私はせいぜい柚子湯にしたり絞って焼酎に落とすぐらいだがこういう芸は任せるしかない。くり抜いた実も大根の柚子膾に使った、それが美味しくてついお酒を飲みすぎる。

お正月が過ぎてから声を聞くのも久しぶりの友人から電話がいくつか。みんないろいろあるみたいだけど元気そうで安心、いつものように「そのうち」とか「今度」と言い合うのだけどそろそろ「そのうち」も「今度」もなくなるからこりゃ会えるときには会ったほうがいいなとつくづく思う。

ゆべしは2,3ヶ月吊るしてから食べるのだそうだ。いまから楽しみだけどかみさんは「凍るんじゃないか」と心配している。

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東京

マイナス10度まで気温が下がってフワッフワの雪が20センチ積もった日に上京、半年振りになるのか。着いたら東京も意外に寒くて風が気持ちよかった。

東京駅から四ッ谷駅、歩いて麹町のビルにある某社、ここは7,8年前から仕事をしている会社だが移転した本社を訪ねるのは初めて、担当の人や以前にお世話になった人が入れ替わりで小部屋に入ってきてそのたびに腰を浮かせて挨拶、みんな元気そうだけどしっかし若いなあと感心、打ち合わせは30分ほどで済んで四ッ谷駅に戻る途中、やっと土地勘が戻って「あれ、とらやがない」と気がつく、たしか羊羹のとらやはこの通りじゃなかったか、でも曖昧、東京駅に戻って八重洲の地下で昼飯食べて午後の仕事。2時間のインタビューだけど相手はもう10年以上の付き合いだから簡単なレジュメを渡してあれこれ話し、脱線させないようにストップかけて軌道修正するぐらいで考え込んでいるときには私が雑談、ヒント思いついたのか猛然としゃべりだして2時間はアッという間。この人の本は企画段階から付き合っていてもう10年以上になるのか、思いがけないベストセラーが出てしまいいつ会ってもこちらの注文には気持ちよく応じてくれるのでありがたい。

2つの仕事が終わって5時に神田で次男と待ち合わせ。顔を合わせるなり「腹減った、昼飯食べてない」というから料理の美味しい居酒屋に入ってカウンターでゆっくりお酒、いつのまにか次男は酒の飲み方を覚えてしまった、まあ教え込んだのは私か。ほどほど飲んでも大飯食いの次男は物足りないみたい、「ご飯が食べたい」というから思いついて池之端の鰻屋、老舗だけど谷中に住んでいたころこの店の鰻は食べた、昼しか入ったことなかったけど落語家や渋い芸人がゆったりお酒を飲んでいた、30年ぶりくらいで顔出して次男と鰻、まずいわけがないけど不忍池の弁天様や橋を散歩して「空が広い」と喜んでいた。上野公園は桜並木がピンクのイルミネーションに飾られてきれい、アメ横の裏通りも歩いて思い出すこと一杯あって東京もいいなとつくづく。

そうなんだよね。東京はもしかすると私がいちばん好きな街かもしれない、いまでもたぶん好きだしたまにしか出かけないけど歩くコースによっては心底、くつろぐ。次男も東京の人混みは好きだという、わりと視線恐怖気味なところがあるからかえって大勢の中に埋もれると楽らしい、薄情な街には薄情な人間をくつろがせる懐があってそこが好きだ。あれはどこでだったか、道端に畳んである段ボールを見て次男が「帰ってきて組み立てる人がいるから」と言った。やっぱり悪くないなと思った。

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Bye Bye

山暮らしに戻って3度目の冬を迎える。

本当の寒さがやってくる前にラブ犬が死んだ。

13歳、春にも弱った時期があったけど乗り越えて元気になった。

お疲れさま、そしてBye Bye!

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仕事

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明日は12月だから山は白くなる。裏山の薬師が今朝はきれいだった。

このところ1日中動き回っているような気がする。忙しいというのでもなくただ動き回っている。冬支度はもちろんあるけどそれほど慌てることもない、だいたい終わったしいつもの年より順調なくらいなのだがつい動いてしまう。やろうと思えばやれることはいくらでもあるしやらないよりマシと思えば動く。今年熱心なのは焚き付け集めで家の周囲を30分も歩けばストーブの焚き付けにちょうどいい枯枝が抱えきれないくらい集まる。太いのはチェンソーで切ってしまう。薪より焚き付けが大事じゃないのか? 薪がいくらあっても焚き付けがなければ火をつけるのに難儀するけど焚き付けが山ほどあればそれでストーブは熱くなる。

拾って洗って乾燥させた胡桃を裏の太いカラ松の根元にばら撒いてみたら朝見るたびにきれに割れているのがある、ハハーン、リスだなと思うがときどき割れてなくて大きな穴が2つ開いて中身がなくなっているのもある、これはネズミの仕業らしい。

ストーブの煙突掃除用に国産メーカーからネジつきの棒を5本購入、1本300円ちょっとだから安いものだけど先端にもネジでワイヤブラシが繋げる。これが優れもので毎年苦労していた煙突掃除がじつに簡単、繋げば450センチになるから家の中から外に向かって押し込んでゴシゴシやるだけでいい、煤も落ちないしきれいになるとストーブはコオコオと音を立てて燃えてくれる。楢の薪はだいぶ乾燥してきてそばに座っていると暑いくらいだ。それでビールをつい飲みすぎる、これは反省。

編集の仕事を久しぶりにやりだして遅々、ああでもないこうでもないと考えるのだけど書く仕事に比べるとデザイナーやイラストレーターとのやり取りが頻繁にあって活気付いてくる、といっても原稿は自分で書くのだからその部分が遅れると全体も遅れるので油断できない。

動いているといろいろなことを「ついでに」という気分でやってしまうのだがやりかけてそのままにするとわけがわからなくなるのでとにかくせっせと動き続ける。しかし「ついでに」をやりだすとキリがない、おかげで毎日やり残しができて明日が忙しくなる。案外、こういう暮らしも悪くないと思い始めている。のだが、朝起きると筋肉痛がするのはなんでだろう?

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青落ち葉

春にはあんなにあった薪の原木の山が片づいた。片づけないと次の原木を運べないし、とにかく切って積んだほうが乾きも早い。家の周りにはもう薪を積み置く場所はないから裏庭のあちこちに積んだ。雪に埋もれても冬は寒くて長いしずっとマイナスのままだから雪も溶けない、だから濡れない、春になって雪が溶ければすぐ乾いてしまう。

その薪の山の上に今朝は青落ち葉。昔もこんな風景を見たことがある。とにかく葉が青いままでサラサラと音をさせながら落ちてくる。それがどんどん地面にも積もり薪の上にも積もる。不思議なことに紅葉している葉は落ちてこない。

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朝方はマイナス2度まで冷えた。風はなかった。なぜ落ちるんだ。落ちたのはほとんどが栗の葉だ。理由を考えていたらたちまち夕暮れが来てしまった。

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一つずつ

今朝は0度まで下がった。冷えてるなと思ったけど外の寒暖計見て納得、もう10月だ。

この2ヶ月ほど、何をやっていたわけでもなくて毎日何となく忙しかったけど時間が経てばいろいろなことが終わっていくし始まっていく、フーンと思って流されそれでも冬は来るんだから薪だけは作ってきた。天気さえ良ければ1時間でも30分でもとにかく外でチェンソー使ったり斧で薪割したりする。単純作業はかなり好き、仕事が進まないときでも薪を積み重ねていると生活の積み重ねはできた気がする。

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これだけ積めばまあ2年は安心、春に運んだ原木はまだ残っているからチェンソーで少しずつカットして積み重ねている。冬の間に一番目の薪はなくなるし二番目の薪の左側もなくなるけどすぐに補充できるぶんはもう切ってある。来年の春には運べる薪も確保してある。薪なんてただの暖房材料なんだけどものすごく安心、その安心が気分を落ち着かせてくれる。

来年はいろいろ忙しくなりそうで、だけどそういう先のことは来年考えればいい。しかし寒くなる前にまだまだやることがある。その段取りも済ませたからしばらくは仕事に専念。

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赤い花

2年ほど前からフシグロセンノウの静かなファンになって庭にも移し、あちこちの咲いている場所を探すようになった。そういう経緯は連載している雑誌(家と人)にも書いたのだけど原稿送ってしまってからいくつか気がついたことがある。

フシグロセンノウを村の年寄りは盆花と呼ぶ、狐花とも呼ぶ、どちらもいまごろ咲く花はそんな呼び方をされるのだが隣のおばちゃんに聞いたら「見なくなった」という。でもわたしのようなファンは多くて「いい花だ」「好きだ」とみんな言う。

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これは我が家の庭に咲き始めたフシグロセンノウ。

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元はと言えば川べりにあった花で、つまり本家は上の写真。

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これは某所に咲いていた花。とにかく薄暗がりが好きな花でこういう色だから目立つのだけど、今日、ものすごく驚いたことがある。

我が家の庭にはいま2輪のフシグロセンノウが咲いているけど、昼下がりにその2輪の花を黒揚羽が舞い、止まり、ジッとしてはまた舞い上がったのだ。

写真に撮る時間はなかった。でも強烈な色合いだった。雑誌に書いた原稿は今回が連載の最終回、長く好きなことを書かせてもらって感謝しているけど、その原稿どおりの風景をまざまざと見せつけられてますますこの花が好きになった。

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白い花

山もさすがに暑い、午後はとくに暑くて昼寝もできない。

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先週の山、稜線の雲はどんどん動くがその後ろには夏の青い空が広がっている。

昨日、汗だくになって庭の草刈りしていたらホタルブクロ見つけた。まだ小さいけどいつのまに生えたのか、よく見たら周囲に数本出ている。

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夏に白い花を見ると気持ちいい、山にもいろいろ咲いているけど今年はカラマツソウが好きになった。

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登り口の森林帯にも頂上近くにも咲いている。この花はミヤマカラマツ、モミジカラマツとよく似た種類があってそれがきちんと棲み分けしているのだけどときどき入り乱れている。地味だけどよく見れば繊細な花で登山者に何度か名前を訊かれてやっと覚えた。

明日も猛烈に暑くなりそう。弁当は冷やし中華にしよう!

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